2010年2月28日日曜日

インド哲学とヨーガスートラ講義を開講します。

楽道庵(東京神田司町)
(諸事情により現在楽道庵HPには未掲載ですが、実施します。)
13時~16時。
料金¥1,000から(講義を受けて払っても良いと思う金額で結構です。上限¥3,000)
今回も収益はハイチ地震(もしかしてチリ地震)復興支援に寄付いたします。
予約不要

■開催内容(予定)
1.インド哲学概論
2.サンスクリット語発音の簡単な指導
3.ヨーガスートラのチャンティングと内容の解説
途中の区切りで瞑想。

■用意するもの
座りやすくなるように簡単なアサナをするので、動ける服装
必要なら筆記用具

「龍樹」中村元(なかむら はじめ)著

ナーガルジュナは紀元2世紀から3世紀の仏教思想家です。漢字では「龍樹」。「中論」という著書で「空」思想を説いたことで知られています。


その龍樹の思想を仏教哲学者中村元氏が解説したのが本書です。仏教の空思想が変遷しているのは以前紹介した本に取り上げられていますが、この本ではアートマン等の実在性を完全に否定したもっとも過激な?空思想が展開されます。過激ではありますが、もっとも初期仏教、つまりゴウタマ(仏陀)の思考に近いとも言われています。内容の2/3が「中論」に関する中村氏の詳細な解説です。「中論」の和訳も納められていますが、僕は読まずにとばしました。それくらい解説だけで充分です。


P.156
「一つのものと他のものとは互いに相関関係をなして存在するから、もしもその相関関係を取りさるならば、何ら絶対的な、独立なものを認めることはできない、というのである。」


P.214
「われわれの現実に経験し、われわれがそのうちに生存しているところの現象世界においては諸々の事物が生滅変遷する。しかしそれは仮のすがたであって、真実には生滅ということはありえないというのである。」


P.294
「相互に相依って起こっている諸事象が生滅変遷するのを凡夫の立場からみた場合に、生死往来する状態または輪廻と名づけるのであり、その本来のすがたの方をみればニルヴァーナである。人が迷っている状態が生死輪廻であり、それを超越した立場に立つときがニルヴァーナである。」


P.298
「われわれ人間は迷いながらも生きている。そこでニルヴァーナの境地に達したらよいなと、と思って、憧れる。しかし、ニルヴァーナという境地はどこにも存在しないのである。ニルヴァーナの境地に憧れるということが迷いなのである。」


面白いですねえ。アートマン等の実体を認めるかどうかは、すなわち信じる信じないの地平でしかない。なぜならそれは神が神官を通して伝えた真実だからというわけです。しかし仏教では実体というものを認めません。僕は仏教の考え方(の一部、つまり初期仏教、中論、正法眼蔵)が一番腑に落ちます。


しかし、いずれにせよ、そうして得た世界観で、この人生をどのように生きるかが一番大事なことです。そう言う意味ではインド思想はかわりなく主張しています。


他の存在を大切にせよ。


アートマン(真我)が自分を含めて、生物、無生物の別なく他の全ての中に存在するのなら、自己と他者の区別は消滅します。それでいて、どうして他の存在を傷つけるのですか?


あるいは仏教で言うように、自分も他者も、それぞれが縁起という無限の関係性の中で生きている、生かされているなら、他者に慈悲を持って接するべきではないでしょうか?


必要以上に、他の選択肢があるのに、他の命を奪うことが許されますか?地球環境への負荷はどうでしょう?




2010年2月26日金曜日

新生Flowarts

エマ先生とパドミニ先生の新たな活動が始まっています。

http://flowartsyoga.com/

元のURLと電話番号で営業しているサロンとは提携などもなく、全く関係ないそうです。

僕も第一期生だった養成講座はお薦めですよ。僕は11月に予定されているインドでの養成講座セカンドレベルに参加しようと思ってます。


最近色々ブログに書きたいことはあるのですが、文章を練る時間がなく、後回しになってます。。。。

2010年2月21日日曜日

Flowarts仲間のパーティ

昨日はエマ先生とFlowarts仲間でパーティ。


場所はパパパンの愛称で呼ばれる榎本康宏君のご家族が運営しているヨガ施設「ヘルシーアカデミー」。というよりアシュラムです。広大な敷地に大きなヨガスタジオはもちろん、ゲストハウスに、ドッグヨガの施設、畑もあり。そしてご家族がのびのび、楽しく、幸せに暮らしている感じが素敵でした。


僕は1時間程遅れて参加しましたが、皆で13時から21時半まで...その間ずっと美味しい料理を出していただき、お酒を呑み、話をして、笑って過ごしました。昼間は暖かかったので、外で掘り出したばかりのネギを直火で焼いて、これが美味しい!最近食べ過ぎ。


JivamuktiのTTで行ったオメガも住みたいと思いましたが、ここも住みたい。


インドに行く前のエマ先生とお話ができて良かった。でも、帰りの電車がぎりぎりで、最後に見たエマ先生の姿は、駅の階段を全速力で駆け上がる姿でした....(笑
無事なお帰りをお待ちしております。

2010年2月20日土曜日

目黒の「玄米菜々居酒屋 のん」に行ってきました

副業である会社員仕事関連のセミナーが目黒雅叙園であり、その帰りに「玄米菜々居酒屋 のん」で夕食をとってきました。


おかず3品セットと玄米太巻き。それに写真がありませんが、生湯葉とアボカドの白菜巻きに、柿の葉茶をいただきました。


味付けは上品で、飾り?の入ったお皿が素敵。美味しかったですよ。つい食べ過ぎました。
店長の、のんさんとスタッフの方お二人で切り盛りされていて、家庭的なお店です。今年の4月25日で目黒のお店は閉店し、千葉方面へ移転されるそうです。ウェッブサイトに載っていますが、畑をしながら、かまどでご飯を炊くとか。


是非移転前に、目黒のお店へ。


パンパンのお腹のまま、地元のジムへ。筋トレとストレッチで終了です。

2010年2月16日火曜日

最近のトレーニング

先月の末に体調を崩して10年ぶりくらいに寝込むはめになり。その後はシャロン先生とデビッド先生のWSがあり。約二週間トレーニングのブランクができてしまった。


先週からやっと再開したけど、体調が本調子でないまま、筋トレもラントレもフルにできず。せっかくの祝日だった木曜日はまた寝込み。先週の土曜日はスイトレに行ったが、前日の筋トレの余波もあり、500Mで胸の筋肉が疲労して中断。少しずつ泳いでなんとか1200M...


今週は筋トレもフルパワーが出せるようになったけど、外は天気悪いし寒いし、ランはトレッドの1時間が最高。まいった。




ツール・ド・フランスを七連覇したランス・アームストロングが極寒・悪天候の峠で、たった一人で練習を繰り返している場面のポスターを購入した。部屋に飾って、モチベーションを上げよう。

2010年2月15日月曜日

Flowarts最後のWS

Flowartsの名前を聞いたのは、2008年1月の久美子先生(ジヴァムクティ)のLotus8でのWS後でした。


それから実際にFlowartsに行ったのは、2008年の3月。Jules Fabre先生のWSに参加させてもらった時。WS後のサットサンガでJulesに「僕個人がマットの上で気持ち良くなったり、悟りを目指すことが世界の問題にとってどんな意味があるの?」と質問して。その時から僕はヴィーガンへの道を歩み始め...


その9月にはFlowarts第一期の養成講座に参加希望して、それまで熱心に通っていたわけではないので、参加動機を説明するためのPadmini先生の面接があったり。ただ、ヨーガを個人的に深く勉強するというのが目的だったわけで、先生になりたいわけではなかった。その時は。


11月には養成講座が始まり、いいヨガ仲間・同期ができた。楽しくもあっという間の一ヶ月だった。もちろん、哲学、解剖学、チャンティング、チャクラ、アジャスト、ヨーガ教師としての心得、などなど、自分の勉強も深まって、満足してた。


それからはFlowartsに通いながらも、2009年4月にはJivamukti TeacherTrainingに参加して、10月からはクラスを持たせてもらって。


他にもいろいろあったけど。今振り返ると短い間だったけど、本当に成長させてもらいました。エマ先生、Padmini先生、養成同期の皆、先生達、生徒さん達、皆に感謝しています。


エマ先生が、ご自身の先生であるマック久美子先生(BeYoga Studio)から教えられた言葉「愛をもってヨガであれ」を胸に僕もこれから先ヨガを続けようと思います。


中目黒のスタジオとしてのFlowartsはなくなりますが、これからも形を変えて活動は続きます。僕もこれからも関わっていきます。
8月には第三期養成講座があるそうです。また11月にはインドでの養成講座2ndレベルが開催されます(これは僕も行く予定)。祐天寺ではPadmini先生が定期的に活動するそうで、新しいウェッブサイトも近日中に立ち上がります。


これからもFlowartsをよろしくお願いします。

2010年2月14日日曜日

「畜産革命がもたらした新型インフルエンザの流行」

畜産革命がもたらした新型インフルエンザの流行」このエントリも重要です。是非読んで下さい。肉食の広がりが、動物の命の軽視、環境破壊以外にも破滅的な結果をもたらしつつある現状を教えてくれます。

植民地とそのなれの果て

興味深いブログ記事を見つけました。Chikirinの日記「アフリカが発展しない理由


悲しくなるようなアフリカの現状認識と発展できない理由の考察はうなずけるものです。


しかし、その解決策の提言が再植民地化とは。僕はChikirinさんが自ら認められない理由としてあげている、”手段として悪だから”ではなく、そもそも植民地化ということが支配される側としてどのようなものか、そのことへの鈍感さに驚きます。


このエントリ自体が、アフリカはどうしようもなく低級で、西欧(日本も含まれているはず)は優れているという感覚に、無意識にしろ、基づいています。


そもそもアフリカの悲劇は、今も昔も西欧の植民地化と、その後の放置によります。


また、西欧の”民主主義を広げる好意”がソマリアでどのような結果を生んだでしょうか。どの大陸・地域であれ、ある民族、国家が他のそれに支配されることがどのようなことを意味するのでしょうか。民族も国家も共同幻想ではありますが、現在の地球はその幻想の時代であり、当分続くのです。


Chikirinさんの真意は、アフリカには強権的であれ、トップダウンの支配が必要であり、草の根活動は無駄であるということでしょう。


しかし、別の意味で危険な発想です。それは人類と世界にとっていつか来た道であり、全体主義、独裁主義の待望論につながりかねません。


かつて歴史上で、なんどか人類の政治体制、支配体制に区切りをつけたような”革命”が、今後の歴史で起こりうる可能性は非常に低いでしょう。疲弊し腐敗した世界でどのように”改革”を成し遂げていくのかは、人類にとって大きな課題です。


僕に答えはありません。でも少なくとも現状の援助を止めることが答えではないでしょう。


植民地とそのなれの果てという意味でこちらもどうぞ。「なぜハイチの地震被害はひどいのか

2010年2月13日土曜日

ヨガ教師と伝統

前回のエントリに対する補足です。


僕もヨガを練習する人が全員、即ベジになれるとは思っていません。


しかし、ヨガ教師は、より一層の努力をすべきではないでしょうか。何故、ヨガ八支則の最初にヤマ(禁戒)があり、アヒムサ(非暴力)がヤマの最初にあるのでしょうか。アヒムサの対象が人間だけと言うことは、絶対にありません。偉大なヨガの先人達に肉食を勧める人がいたでしょうか?


ヨガ教師は、数千年のヨガの伝統があるからこそ、今ヨガを伝える役割を担っているのです。私達のヨガ教師の後に、さらにヨガを伝える人達が続くのです。現在の時代性や、まして自分の快不快、好悪でその伝統を改変していい訳はありません。


例え今、教師としてベジでなくとも、努力すべきです。自らをロールモデルとして、その方向へ生徒さん達を導くべきです。


ヨガとベジタリアニズムとの関係を積極的に否定したり、挙げ句の果てにはヨガを教える場で非ベジを勧めるなどもってのほかです。


それはヨガの伝統を否定し、つまり自らの立場を無に帰しているのです。何の面目があって生徒さん達の前に立つのでしょうか。


ロマネリさんや、ブライアン・ケストさん、アナ・フォレストさんはヨガ教師として有名なのかもしれませんが、ベジタリアニズムについては、彼らはまだ修行の途中なのでしょう。


ロマネリさんは、ヨガという看板を今すぐ下ろして欲しいと思いますが。

2010年2月9日火曜日

チョコレートとチャクラが衝突したとき

元ネタはNYタイムズの記事です。サントーシマ香先生がつぶやいていたことがきっかけで読んでみました。


大筋は、ヨーガにベジタリアニズム(菜食主義)は必要ないという主張を紹介しています。反対意見も載ってはいますが。


ロマネリさんが菜食主義は必要ないという側の代表です。ヨーガを全ての人にとい言う彼のミッションのために、クラスの後にチョコレートトリュフを出したりするそうです。
また、ナルディニさんは、「OM エビ料理」(!!!)というエッセイを書いたことがあり、ヨーガは菜食主義者しか練習してはいけないとはどこにも書いていないし、私達はヨーガの創始者達とは違う時代に生きていて、彼らが私達に何を食べるべきだと言うのか知るよしもないと主張しています。

彼らに言わせると、人々は”お堅い”ヨーガの伝統に異議を唱え、ヨーガの伝統を守る人々(純粋主義者)は厳しすぎるそうです。

反論するのは、Jivamukti YogaとDharma Yogaです。Jivamukti Yogaからはアインディ・ハウエル氏(Jivamukti センターのエグゼクティブ・シェフで、僕のTT同期です。)”料理は間違いなくヨーガで有りうる”として、人々にヴィーガニズムの喜びを伝えています。
Dharma Yogaのディレクターであるエヴァ・グラブラーさんは、”ヨーガでは、一番最初に肉食を禁じている”と主張しています。

肉食を認める人として、著名なヨーガ指導者のふたり、フォレスト・ヨーガのアナ・フォレストさんとパワーヨガのブライアン・ケストさんがあげられています。ブライアン・ケストさんは、自らを”食べるものを選ぶ、選択者”と称しているそうです。

とまあ、こんな感じで双方の考え方を紹介しています。

僕の感想としては、肉食を肯定する人達は、自分のことしか考えていないと感じられます。ブライアン・ケストさんは、日本でも著名な指導者で、ファンサイトの名言録は僕も読みましたが、彼の愛は人類限定なのでしょうね。

ヨーガもそのうちに含まれるタントリズム(密教)は、現世の欲望の肯定、呪文や祭礼の重要視、等が特徴です。それは、歴史的に見れば、宗教初期の厳しい戒律とそれに耐えうる人のみに与えられるとされる救済を、多くの人にも実現可能なものとして間口を広げるという重要な役割を持ちます。

しかし、同時に常に問題をはらんでいます。それは、安易な方向へ流れやすいということです。自らはなにもしなくても、偶像を拝むとか、呪文(お経)をとなえるだけで救われるとか、あげくの果ては性行為で救われるとか、そういう極端な道を開いてしまいます。

人道的に処分された動物なら食べても良いとか、そんなことは言葉の遊びです。動物ではなく、人間に置き換えて考えてみれば判ることです。

ロマネリさんが、次に彼のスタジオで性行為を勧めても僕は驚きません。はっきり言えることは、彼は、自分のしたいことを”ヨーガ”と呼ぶ必要はないのではないでしょうか。ヨーガは厳しくて息が詰まるから別のものです。と言ってくれれば、勝手にして下さいと僕も言えます。

2010年2月7日日曜日

ジヴァムクティ・ヨーガ創始者WS終了

東京と福岡で行われたWSが全日程終了しました。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。


皆さんはどのような感想を持たれたのでしょうか。


伝えるべきことは同じですが、先生達は説得力が違います。改めて、僕も勉強を重ねて、ジヴァムクティ・ヨーガが目指すところを広く伝えたいと思ったのです。


今回は、福岡のヨガブリーズのパク先生と西原先生がオーガナイズをして、日本のジヴァムクティ・ヨーガ認定教師全員が協力しました。きっと至らないことは色々あったはずですが、先生達は何も言わず、やさしく接して下さいました。


僕は先生達のことを人に説明するときに、「ふつうの、ひとたち。やさしい、ふつうのひとたちです。」と言っています。すごく自然体です。WS以外の日常、食事などを共にしていると、なにげないやさしさや、ざっくばらんに初めて会う人達とお話をしたり、楽しんだりする姿に感動します。


日本人はつい、先生となると高いところへ祭り上げてしまいがちですが、僕たち弟子や、WSに参加して下さる皆さんとも同じように接することを望まれているのです。


デヴィッド先生は、昨年なくなったS.K.パタヴィジョイス師の弟子です。そしてある時グルジに聞いたそうです。「あなたは悟っているのですか?」
グルジの答えは「僕はただのシンプルな人間だよ。」だったそうです。深い言葉です。悟りとは何か、考えさせられます。


そして、今の先生達の佇まいも”シンプル”という言葉が相応しいのではないでしょうか。



そんなお二人を感じていただけたでしょうか。

2010年2月4日木曜日

JIvamukti Yoga創始者WS東京1日目

中野サンプラザにて訳100名の皆さんに参加していただき、大盛況でした。ありがとうございました。

明日もまた行いますので、予約していない方もお越し頂いて大丈夫です。



僕は受付をしていて、最初の先生達のお話が聞けなかったのが残念です。。。。。

2010年2月2日火曜日

紹介していただきました。

以前のエントリで紹介させていただいたVegan Beautyさんのブログで、僕のウェッブサイトを紹介していただきました。


少し褒められすぎな気もしますが....Yukoさん、ありがとうございました。


Yukoさんは、今後Veganなコスメブランドの立ち上げを目指すそうです。原材料はもちろん、動物実験で他の存在を犠牲にしていないものをご利用になりたい方は、要注目です。

最後の?瞑想とヨガの会

また数日遅れになってますが、日曜日にFlowartsでエマ先生の瞑想とヨガの会に参加してきました。Flowartsでの養成講座同期のカンカンとふたりで先生と並ばせてもらい。


呼吸法の練習、ガヤトリーマントラの練習(エマ先生の深い声が隣で聴けて良かった。)、ちょっとアドバンス有りのアサナはカンカンと前でデモ。向き合ってるときに目が合うと笑いそうだったので、お互いに目線はやや上方(笑。座りやすくなったところで瞑想。参加者が慣れ親しんでとてもリラックスした雰囲気でしたし、大盛況のWSでした。



まーだ、Flowartsがクローズになる実感が湧きません。。。。


二枚目の写真が斜め方向からなのは、レンズの焦点距離の制限らしい。